函館観光がっつり西部地区
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八幡坂 八幡坂

 八幡坂がなぜ”八幡”なのかというと、文化元年(1804年)、基坂上の函館奉行所の拡張工事に伴い、現在の八幡坂の上に移されたからである。その八幡宮は明治11年の火災によって焼失し、明治13年に現在の谷地頭に移ったが、その後も名前だけは残っている。


 八幡坂はまっすぐ港へと通じ、真正面には函館港が広がっている。その港にはかつての青函連絡船摩周丸を見ることができる。この函館らしい景色は観光客にとても人気があり、訪れれば必ずと言っていいほど記念撮影をしている観光客に出会えるだろう。またこのロケーションからテレビCMや映画などにも利用され、多くの坂を持つ函館の坂の中で最も有名な坂だといえる。
 冬のイルミネーションでは坂と摩周丸に明かりが灯され、ひときはロマンチックな函館の冬の夜の情景を演出する。


ソフトクリーム通り

 

 函館山ロープウェイ、教会、旧公会堂など、この通りはいくつかの観光名所をつなぐ通りであるためか、人通りの賑やかな通りである。お土産屋、食事処など様々なお店が連なっていて、その中に3件のソフトクリーム店がある。通りから少し外れた場所でもソフトクリームの割引券が配布されており、大抵の人は割引料金でソフトクリームを購入することができる。お客さんを呼び止める店員の声で活気あふれる通りである。

 

ソフトクリーム通り

 ソフトクリームはすっきりした味でとてもおいしい。店によってはイカ墨やつぶつぶ苺などの変わった味もある。また味の種類だけでなく、使用している牛乳を売りにしている店、訪れた有名人を売りにしている店、様々な店があり、ソフトクリーム好きは通りを2往復くらいしないと食べる店を決められないかも。
 どの店でも座りながらゆっくり食べることができ、自分の店を選んでもらえた店員さんはとても親切!

 とんぼ玉制作体験をやっているお土産屋があるなど、通りの内容はとても濃い。また通りには函館らしい和洋折衷の建物を何軒か見ることができる。
 様々な観光名所へとつながる通りなので、通った際には面白い建物を見渡すのもいいだろう。

ソフトクリーム通り

 

船魂神社 船魂神社

 もともとは観音菩薩を祭る観音堂を建てたのがこの神社の始まりであり、北海道最古の神社とも言われている。蝦夷地にたどり着いた人たちが、波荒い津軽海峡の海上安全を祈る神社であった。江戸時代に観音菩薩は船魂大明神と称され、明治12年に村社となり船魂神社と改称された。一度大火で消失し、現在の地に移ったのが昭和7年で現在の建物は昭和37年に改築されたものである。


義経伝説

 この神社には「義経伝説」という伝説がある。源義経が津軽海峡を渡っているときに大荒れにあい、いよいよ船が沈むかというとき、船魂神社の奇跡によって無事北海道に上陸した、と言われている。
 また上陸した後に水を探していると忽然と童子が現れ、その指し示す方には水が湧き出ていたという。以後その泉は御宣託の泉として伝えられている。
 境内には義経の体に顔をはめ込む記念撮影場所がある。


 まず神社の境内に入るためにくぐる鳥居がこの神社で一番目を引くものである。黒くずっしり構える様が、自身を実際よりも大きく見せている。
 敷地内には記念撮影場所やベンチ、おみくじなどもあるので少しゆっくりと過ごすこともできる。ソフトクリーム通りから横道に入りすぐ着ので、ソフトクリームを食べながら北海道最古の神社を見るのも良いのでは。

船魂神社